諏訪原 紫織

Suwahara Shiori

訪問看護部、MO(医療事務)主任

理学療法士資格所持

2016121日入社

訪問看護スタッフインタビュー

普段はベストリハ訪問看護ステーション北千住に在籍し、各店舗の窓口として他店舗との連携を図っています。

入社はいつですか?

2016年の12月です。

ベストリハに入社したきっかけや経緯を教えてください!

一度、医療業界から離れてみて他の仕事をしてみたけど、今度は理学療法士ではない視点から医療業界を見てみようと思って、訪問看護とかリハビリ系の事務の仕事を探しました。

前職は何のお仕事をしていたんですか?

以前は、放送局で事務をやっていました。

そこでまた医療系に関われる事務を探したら、ベストリハを見つけたということですね。

そうですね。

実際、医療事務はたくさんあったと思いますが、なぜベストリハを選びましたか?

諏訪原さんが入社した頃は、訪問看護の店舗はまだ5店舗ほどで規模的にも今よりは小さいし、社員数も30名くらいしかいなかったと思いますし…。
・・・勘ですかね(笑)。
転職活動を始めて一社目に面接をしたのがベストリハで、すぐに入社を決めました。
働いていた会社をすぐに退職し、こちらに入社しました。

面接の際は何を聞かれましたか?

自分は、運がいいか悪いか聞かれました(笑)

ちなみになんて答えたんですか?

「普通です。」と答えました。実際良くも悪くもないので…。
そう言って受かったのはレアケースかもしれないですね(笑)。
あとは、いつから働けるのかと、なぜ理学療法士になったのか。違う仕事をしてなぜまた戻ってきたのか?などを聞かれましたね。

そうだったんですね。
入社して、先輩からはどれくらいの期間教わりましたか?

付きっきりで教えてもらったのは1、2ヶ月くらいですかね。

実際入ってみて1年3ヶ月で急激な変化を感じていると思いますが、今思ってることや感じていることを正直に教えてください。

今までは基本的に病院という医療法人での仕事で、“会社”という場で働くのは初めてだったので、会社の変化はこんなにも大きいんだなと感じました。

医療法人と営利法人の違いということですかね?

そうですね、すごく違うと思います。
医療法人では、直接関わりないところで変化があっても、現場で働くセラピストの仕事にはあまり影響がないんですよ。

なるほど!
経営側で大きな変化があっても、現場の方では気づかないレベルということですね?

そうなんです。
事務の人たちは知っていても、現場の人たちはそういう変化に気付かないし、伝達もなかったりもするので。こんなにめまぐるしく変わっていくのは初めてです。

理学療法士の資格を取ろうと思ったのはなぜですか?
「理学療法士」は世間一般では20%くらいの方にしか知られていないって聞きました。そこに行き着いた経緯を教えてもらえますか?

目指し始めたのは高校2年生で、進路を決める際に職業体験で病院に行ったときですね。
そのときにいろんな職種の人と話しているときに、看護師さんではなく自分は“運動の世界にしよう”と思ったのが一つです。
もう一つはもともと小学校の頃から支援学校の身体障がい者の子と関わることがすごく多くて、1週間に1回はそういう子たちと関わることがあり6年間毎週1回は同じ子と会っていたんです。なんとなくそういう子たちと密に関われる仕事を探していたのがきっかけだと思います。
それで高校2年生で決めて、その後進学して資格を取得して病院で少し働いたんですね。
1年半くらい病院で働いてみたけど、その世界の狭さに悩んでいて、学校の先生の紹介でクリニックでも働いてみて…。
人の命に関わっていくので良い仕事だと思うし必要不可欠だなとも思うんですけど…。でも国家資格を持っているという傲慢さも持っている人も多いなと感じていて、そこが私は狭いなと思い一回離れようと思いました。

また医療業界に戻ったきっかけは、やっぱり資格を持っていたことと、学生時代にやりたいと思っていたこの仕事への想いからですか?

そうですね。
あとは自分は現場で働いていたので表面的なことしかわからなかったのですが、もともと自分の性格的には前に立つより後ろにいたいタイプだったので、現場にいるより裏での事務作業をやりたいと思いました。

現在、訪問看護部門の事務としてやっていることは何ですか?

電話対応、店舗の管理、物品の管理などをメインに行っています。
一番大きい業務は請求業務です。

諏訪原さんの仕事は私から見ると特殊だなと感じるのですが。
その仕事の中でいろんな店舗の方々と関わりを持っていかなければ不具合がおきると思いますが、何かコツや日々気を付けていることはありますか?

人と人との関係性は一番に見るし、意識します。
また、あまり話さない人でも何か思っていることはあると思うので、事務所などで1対1になったときに声をかけてコミュニケーションをとるようにしています。
病院での勤務も一回経験しているからこそ、同じ領域の人の気持ちや話がわかる部分もあるのかもしれませんね。
それは大きいと思います。

いろんな店舗に行き来したりもするし、大変なこともありますよね?

でも誰かがやらなくてはいけないし、自分が今いるポジションってみんながやりたがる仕事ではないかなと思うんですけど、他のスタッフに大変な思いはしてほしくないですね。
国家資格を取る際の勉強や実習はとても大変だったし、放送局での仕事も忙しかったので、そのときにいろいろなことに関しての耐久性というか割り切るということに関しては学んだと思っているので、自分は大丈夫です!

では天職ですね!

そうですね!

残業はありますか?

ないです!
基本的に土日祝休みですし、もし請求業務で忙しくて休日出勤の日が出てきてしまっても必ず代休はあるし、有給もとりやすいので働きやすいです。

諏訪原さんのポジションから見た、今の訪問看護部門は全体的にどう見えますか?

自分たちがいち組織の人間だという意識より、「自分たちの店舗」という意識が強かったりもする場合もあるので、もっと連携して統一感や連帯感を生んでいかなければいけないなと思っています。

そこが医療法人と営利法人の大きな違いでもあるかもしれませんね。

そうですね。
病院だと病院母体になってくるので自分の病棟内で連携をとっていれば良かったですが、今は多店舗とも連携をとっていかなければいけないので、ルールの統一を周知していければいいなと思います。

今後は各店舗の意見を”揃えていく”というのが今後の諏訪原さんの仕事ですね!

頑張ります!

最後にこの業界を目指す人へメッセージをお願いします!

常に同じことはないので日々勉強することが多いです。
ルーティーンワークの中にも新しい知識が必要になってくるので、そこはすごく楽しい業界ですよ!

 

諏訪原主任、本日はありがとうございました!