中村 健宏

Nakamura Takehiro

ベストリハ高田馬場、主任

201721日入社

 

 

デイサービススタッフインタビュー

機能訓練士としてベストリハ西早稲田に入社し、その後ベストリハ高田馬場へ異動。

入社日を教えてください。

2017年2月です。ちょうど一年経ちましたね。
(インタビュー時期は2018年2月)

入社してから1年間いろいろあったと思いますが、実際今の心境や思いはどうですか?

働いていく中で、デイサービスの運営とか運用でいろいろ勉強不足を痛感していますね。
今日もこれできなかったなぁ…なんてよく凹んでますね(笑)

そんな風に見えないですけどね(笑)

あ~よく言われますね!(笑)
”出来る風”とか”慣れてる風”にみられるんで(笑)

ベストリハに来る前はどんな仕事をしていましたか?

1つ前は整骨院の院長をしてまして、その前は整形外科のリハビリスタッフをしていました。

院長の仕事ってどんな感じでしたか?

立ち上げからだったんですが…整形外科のリハビリスタッフの頃から、スポーツをしている子どもやスポーツ関係を対象にリハビリをしていて…。そこに特化したお店を持ちたいなと思っていた時に、自分で開業したという訳ではないんですが声をかけていただいて院長をしていました。施術はもちろん、シフトを組んだりとかチラシを作ったりとか内装とか…HPも作りましたし、どうにか認知していただこうと走り回っていましたね。
1年半くらいやっていたのですが、整骨院業界に曇りを感じて将来の不安が強くなってきたので、思い切って介護業界という別の業界に飛び込みました。今までやってきたことも活かせると思いましたし、新たに挑戦として介護業界の勉強もしなきゃなとも思いましたし、楽しみと不安が半々でしたね。

それは結構思い切りが必要でしたよね?
介護業界に行ってみようと思ったきっかけって何ですか?

一つは整骨院業界の将来の不安ですね。これは柔道整復師の方なら共感を得られるかなと思うんですけど…。
あとはスポーツ業界で頑張ってきていた中で、なんとなく違う世代を見てみたいっていう気持ちがあって。
将来性という意味では、介護業界っていうのは必ず今後必要な業界になってくるのは間違いないし、自分がこれからいろいろな年配の方を相手にやっていく”新たな挑戦”というのも含めて勉強したいなっていうのがありましたね。
保険制度とかも含めて不安も大きかったですけどね。

それで実際飛び込んでみてイメージとどうですか?

思っていた以上に、今のお年寄りの方が皆さん若々しくて元気だなって(笑)
想像していた介護業界と全然違いましたね。
介護保険というところとリンクすると、「要介護」とか言葉だけ聞くと、もっと大変な方が多いのかなって思うんですけど、皆さん活き活きしている方が多くて笑顔も多いですね。
一日本当にあっという間です!この1年以上働いてきて、一日も“今日長いな”って思ったことないですね(笑)
充実しているなって感じます。

入社した時は西早稲田で高田馬場に異動したじゃないですか?
周りからは「たけさん」って呼ばれて慕われてるなって思うのですが、何か気を付けていることとか年下が多い中で中村さんなりに気をつけていることとかありますか?

まず「挨拶」は特に意識してますね。
西早稲田では年下のスタッフが多く、その日のテンションによって挨拶の声が違ったりもして、このままでは良くないなと思ってそこは仕事と割り切って「しっかり挨拶はやっていこう!」って話はしましたね。
月一ミーティングとかでも1回きちんと話をしました。
あとは職員同士で仕事中も会話をして笑い合うシーンっていうのが必要だなって感じていて。
バタバタすると顔が硬くなってきてしまうので、どうでもいい話をちょこっとしてみたりというのを心がけてますね。

そこから実際変わりましたか?

スタッフ間の雰囲気が変わることで、利用者様からも「スタッフ同士仲良いよね」っていうお言葉をいただけたりして、それが結局利用者様に良い波がいってるなって感じましたね。

機能訓練士としてこの1年間で良かった事例とかありますか?

個別でのリハビリと午前中大勢でするリハビリと2種類あるのですが、狙ってないところで成果が出る方もたくさんいるので、「リハビリやってて良かったね」ってご本人ともご家族とも話します。
個別でその方の機能を訓練して持ち上げるっていうのは狙って上げているんですけど、例えばお風呂の跨ぎとかできなかった方の訓練をしたときに、最初はできなかったのに2回3回と来る度にやっていくに連れて足があがるようになってきたっていうのは嬉しかったですね。

機能訓練士と主任というポジションで何か意識したりしてますか?

主任としての立場で、もちろん実績を上げることとかもありますが、一般の職員に対してわかりやすく伝え、やることを明確に指示を出していくっていうことを意識しています。
例えば業務であれば、その日リーダー業務をしているスタッフが「フロア離れます!」って声掛けをしたときに返事をしますが、”リーダーがフロアを離れる=電話がとれない=リハビリスタッフが電話をとる”っていう風に考えてねって噛み砕いて細かく伝えたりだとかをしていますね。認識の違いって絶対あると思うので。

そこが慕われるところですね!

そうなんですかね?(笑)
あとはよく「飲み行こうぜー」って声をかけているからですかね?(笑)

スタッフ同士でプライベートで会ったりするんですか?

結構行きますね!このあいだもディズニーとか行きましたよ(笑)

仲いいんですね!
これからどういうキャリアを考えていますか?

機能訓練士としての業務っていうのはしっかり出来るようになりたいですね。自分では100%のうちのようやく半分ぐらいできるようになったかなって感じなんですけど。
同時にデイサービスでの業務も覚え、主任として運営についても学んでいきたいし、自分の自信につなげて中長期的なビジョンでは所長にもチャレンジしてみたいなって思ってはいます!

これからデイサービスに就職を考えている機能訓練指導員にメッセージをお願いします!

PT・OT・ST、柔道整復師も含めて医療現場で働いてきた人で、デイサービスで働くのは初めてっていう人のが多いんじゃないかなって個人的には思うんですけど、勉強してきたことは役立ちますがデイサービスはまた違った世界になってくると思うので、病院とかとの違いを楽しんでもらいたいなって思いますね。
一日通して利用者様と関われるっていうのも大きな違いですし、普段のご飯の食べ方とか”ドアを開けるのは左手なんだ!”とかカルテには無い部分がたくさん見えるっていうのは一日型デイサービスだから見える部分だなって思いますし、やりがいになります。

 

中村主任、本日はありがとうございました!