久しぶりの投稿です。
来月より愛知県一宮市でベストリハステイという新しいチャレンジが始まります。
一宮に続き、10月は春日部、11月は藤沢、12月は大宮東、1月は西新井と順次オープンさせていきます。
なぜベストリハステイを始めるのか私から説明します。
ベストリハナーシングホームではガン末期や難病の方のみの受け入れを行っています。
しかし対象疾患の方以外の問い合わせも多数いただいております。
医療依存度が高い状態でも早期退院により受けるサービスがないと困っています。
ベストリハナーシングホームでは看護師を全体スタッフの6割配置をして医療依存度が高くても受けれるような体制を引いております。
医療依存度の高い方は1日に複数回の訪問を必要とします。
介護保険では複数回訪問には限界があるため医療保険で入らせていただいております。
そのため医療保険の対象となるガン末期と難病の方を限定して受け入れさせて頂いているというのが理由です。
我々のビジョンは「不自由な世界を変える」ことです。
困っている方がわざわざ我々にお問い合わせ頂くのに、我々はお断りをしている。
それはビジョンに合わない行為をしていることになります。
どうすれば困っている方々の声にお応え出来るのかと考えに考え、今回のナーシングホームにベストリハステイというデイサービスとショートステイ機能を合わせることで対象疾患でなくても医療依存度が高い方も受け入れできる業態の出店になりました。
地域で初めての取り組みで事例がありません。
そのため、なかなかご理解頂くのに時間がかかると思いますが、
我々のビジョンを達成するためにはベストリハステイが必要と考え、今回のチャレンジになっております。
ベストリハステイを簡単に説明すると通常のデイサービスに加え、9つの個室があり、宿泊可能です。
サードプレイスホームとして、早期退院や退院直後でご自宅での生活に不安があったり、集中的にリハビリを受けたい方のご支援や外出外食支援・日帰り旅行などの社会参加を望まれる方など、幅広くお受けできます。
特徴1:週ゼロから希望に合わせて在宅復帰
宿泊ができるデイサービスは他にもありますが、完全個室を完備したデイサービスは多くありません。
プライベート空間を守りつつ、集中的にサービスを利用することで、心身機能の維持改善を図り、”在宅復帰・在宅生活維持”を目指します。
早期退院や退院直後はもちろん、状態悪化による(入院までは必要ない状態)在宅生活不安がある方やご家族の『第三の場所』としてご活用ください。
365日24時間のケアが可能です。医療職・介護職が高い専門性を持ってご対応いたします。
特徴2:集中介入で入院せずに在宅継続
機能訓練指導員や生活相談員による、丁寧なアセスメントを実施。
ご利用者様の”やりたいこと”と”在宅復帰・在宅生活維持”を軸に現在の心身状態をチェックします。
その後、個室宿泊付きデイサービスで行うプログラムを個別に設定。
体調を考慮しながら必要な負荷をかけ、リハビリを行います。
定期的に体力測定を行い、データ化された状態を確認できます。
また、機械浴を導入している為、重度の方も入浴可能です。車いすタイプの機械浴の為、身体への負担はほとんどありません。
お風呂にゆっくり浸かることをサポートやご自宅での入浴を安全に行えるように(または再開できるように)、専門職が更衣動作、洗身洗髪動作、浴槽またぎ動作などを確認しながらご支援致します。
入浴は社会交流や在宅生活継続にとって非常に重要な要素ですのでぜひご利用ください。
特徴3:多職種連携によるリハビリ
ベストリハはデイサービスだけでなく、訪問看護、訪問介護、福祉用具、訪問診療、ナーシングホームも運営しています。
その為、介護士や機能訓練指導員だけではなく、看護師、理学療法士、福祉用具専門相談員といった医療介護に関わる専門職と連携ができ、ご利用者様の”やりたいこと”と”在宅復帰・在宅生活維持”に向き合います。
高齢者向けの食事製造も行っているので、栄養面を管理栄養士に確認することも可能です。