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近年、日本において社会保障制度改革がなされているなか、医療、介護の現場ではしきりにリハビリの重要性が問われています。リハビリは専門分野の領域と考えられており、介護と医療、リハビリと分けて考えられがちです。この介護と医療、リハビリを分ける考え方が、寝たきり率世界一という今日の現状を作っていると考えます。
リハビリの目的は、何のためにどうなりたいからリハビリをするのかというところが重要であり、リハビリすることが目的ではありません。リハビリはあくまで手段です。
介護も同じ目的をもっています。介護することが目的ではなくて、どのような生活をしたいから介護するのかというところが重要です。
リハビリの専門職ではないから、リハビリが出来ない。
リハビリに特化していないから、リハビリをしなくてもいい。
そうではありません。
介護とリハビリはイコールなのです。
介護が必要な方の希望を叶えるためには、リハビリも必要になってきます。
「リハビリ」「介護」はあくまで同じ目的に対して同じ方向を向いているものであります。その方の本来の欲求を満たすための手段としての「リハビリ」と「介護」の共存そしてその融合こそが私たちが考える「介護リハビリ」の原点であります。
この「介護リハビリ」の考え方を基に、職種間、業界間の障壁を越えてその意味の追求、手段を模索し全国のリハビリ、介護のクオリティをあげることそして介護とリハビリの融合を目的に1年後の協会設立を目指し、介護リハビリ勉強会を行っていこうと思います。
介護リハビリ勉強会のサイトはこちら