2月より理念が少し変わっています。
ビジョン
そこに「笑顔とありがとうが溢れる新しい在宅介護・医療を創造する」とあります。
新しいといっても目新しいことはなく、本当に当たり前のことを当たり前に実行していくだけですが。
①、当たり前のサービスの追求
「リハビリをすること」「入浴すること」「看護をすること」が目的ではなく、なんのために行うのかニーズを把握した上で、最善のサービスを提供する。
介護、医療の現場では「リハビリすること」自体が目的化してしまい、ご利用者様の「日常生活動作の改善、社会参加の拡大」といった生活の質をあげるというリハビリの本来の目的を果たせていないケースが多く見られた。
デイサービスに来ること、訪問に来てもらうことが目的ではない。
全てに理由があり、ニーズがある。
ニーズを徹底的に追求していこうという想い。
②、結果にコミット
介護度を改善させると利用料や限度額が下がり、経営・運営上、嬉しいことばかりではない。また、改善をしたからといって成果報酬があるわけでもない。
しかし、満足してくれている、喜んでもらえている、など定性的で曖昧な結果ではなく、定数的な結果を出していくことが、利用者様に本質で満足して頂き、社会保障負担軽減で社会貢献につながり、回りに回った結果、弊社にも還元されると信じている。
結果にコミットすることが在宅生活を支えると信じて結果にコミット。
③訪問看護の在り方
・リハビリ:
リハビリが入って何が変わるのか?
リハビリとマッサージの違いってなんですか?
何をやっているか分からない。
心身機能は少し良くなったけど、結局生活は変わってない。
訪問看護リハビリを始めた時に言われた言葉だ。
まだまだ社会的地位は低いように感じる。
何が足りないのか?
それは、しっかりと結果を出すことと、フィードバックすることだと思う。
どんな目的で、どんな事をして、どうなったのか?これを知ってもらわないと意味がない。
リハビリの重要性、価値を共有し理解してもらうことまでが在宅リハビリだ。
・NS
:世の中の9割の訪問看護が御用聞きのように緊急訪問をしている。
訪問看護の専門性はなんなのか?
安心を与えることか?
何かが違うように思う
訪問看護の専門性は、日中のケアと予防と在宅指導である。
依存させるのではなく、在宅での生活が続けられるように援助することだ。
これから、在宅で過ごす高齢者が増える中で、訪問看護師も増えなくてはいけない。
また、国家の財源は厳しくなるなかで、御用聞きで高い報酬を払い続けることは不可能だ。
そのため、日中の訪問看護を徹底して行うことで、訪問回数が軽減され財源も助かるような訪問看護が必要である。
訪問看護師を増やすために、無理のない働き方が出来る訪問看護が必要である。
その価値観を共有し、理解してもらい、結果を出すことが新しい在宅医療の形と考えている。
当たり前のことを当たり前に
地道に一歩一歩やっていければと思います。