昨日はベストリハビリ勉強会でした。
テーマは「変形性膝関節症」です。
■インフルエンザと予防対策…寺田
・ハイリスクとなる持病、合併症、予防対策
■褥創…増田
・持続的圧迫により皮膚や筋肉への血流が途絶え、壊死が生じて発症。
分類:黒色期、黄色期、赤色期、白色期。皮膚観察
■変形性膝関節症…増田
・膝の構造
・疾患概要:女性:男性=2:1から4:1、関節軟骨の変形、摩耗による荒廃
・原因:老化、肥満、下肢のアライメントの不正(O脚、X脚)、筋力低下、膝を酷使、体質
・下肢アライメント:FTAは男性178°、女性176°、内反膝は180°以上、外反膝160°以下
・レントゲンの変化:レベル1~5
・床状:変形、圧痛、可動制限、腫張、不安定性(スラスト現象)
■膝の痛みの予防と疼痛緩和…吉田
・肥満:体重が1kg増えれば3kg膝に負担がかかる。
・なぜ50代以上の女性が多いのか?
男性に比べ女性の方が筋肉量が多い、女性は骨格上内股になりやすいので内側に負担がかかりやすい、ホルモンバランスが崩れる
・運動療法
運動することで血流が良くなり新陳代謝が改善され膝への栄養分がいきわたり老廃物が排除
筋肉により関節への負担が減る
減量して膝への負担が減る
・悪循環
疼痛→活動低下→筋萎縮
体重増加→膝への負担大→疼痛
・簡単な運動
片脚起立訓練、ウォーキング(30分以内)、大腿四頭筋訓練
私は全てのスタッフにリハビリの知識をつけてもらうことが利用者様のためになると思っています。
リハビリスタッフが関わる時間だけがリハビリではなく、生活している全てがリハビリなのだと理解してもらうには、まずスタッフの一つ一つの声掛けも重要になってくるはずです。
そのため、今後もしっかり勉強していきましょう!
次回は2月19日(火)