昨日は第9回ベストリハビリ勉強会でした。
今回は「リハビリ機器の禁忌」「体力測定について」でした。
普段の業務にかなり関係しているので、みんな興味があったみたいで休みのスタッフも全員来てました。
まずはプチゼンから
■認知症の方とのコミュニケーション…大熊
・望ましい対応、望ましくない対応。
物忘れ、物盗られ妄想、徘徊・帰宅願望の対応方法
認知症があってもリハビリ出来る環境を用意したい
■マインドマップついて…吉田
・マインドマップとは?
利点は一貫性に優れ、型にはまらなくてもよい、応用範囲が広いなど
使用方法。
そして、本題へ
■リハビリ機器の禁忌…吉田
・土肥アンダーソンの基準
・エアロバイクの注意:ケトアシドーシス、心筋梗塞、糖尿病性自律神経障害、明らかなうっ血心不全、不安定狭心症、解離性大動脈瘤、コントロールされてない重篤な心不全
・メドマーの注意:使用禁止「血栓症・塞栓症、動脈瘤、静脈瘤、皮膚疾患・皮膚感染症、深部静脈血栓症」
医師に相談「ペースメーカー、心臓障害、高血圧、知覚障害、急性疼痛、炎症」
・ストレッチボードの注意:筋の断裂・腱の断裂、急性の肉離れ、バランス障害、重度の高血圧、骨折・脱臼、関節リウマチ
・ホットパックの注意:急性炎症、皮膚疾患、感染部位、出血、循環不全、収縮期血圧が90未満、悪性腫瘍の存在する部位
・マッサージの注意:発熱、化膿性疾患、血栓症、解放創、炎症、悪性腫瘍、感染症、腫瘍性疾患、内臓疾患、発疹、関節結核、妊娠腹部
・マシン系の注意:心疾患、人工透析、人工関節置換術
・炎症の4大徴候:熱感、発赤、疼痛、腫脹
・腫脹と浮腫の違い
■体力測定について…増田
・項目:3m歩行、5m歩行、握力、下肢筋力、片足立ち、体重、身長
・項目を行う際の正しい方法と意味
・体力測定の実施
良い勉強会だったと思います。
一人一人がリハビリの考え方を持って介護を行っていくのは重要です。
これからも、もっと勉強していきましょう。
次回:1月22日(火)