メッセージ message
目の前の方々の“やりたい”を叶えよう!!
私は理学療法士学生時の病院実習で、入院中普段はベッド上で過ごしリハビリの時間だけ毎日リハビリを行うが、退院後に同じ頻度で提供できる在宅サービスはないため悪化し病院に戻ってくるケースを何回も見てきました。
そんな非効率なシーンを見て、早期退院を促し在宅で質の高いサービスができる環境を作らないと、少子高齢化が進む中で社会保障制度が持続可能なものにならないという危機感を感じました。
それから私は在宅の現場に身を置き、どうすれば課題解決できるのか模索するなかで起業しました。
もちろん初めは、知識も力もないため運営するのに精一杯です。
2011年に私1人でスタートしたベストリハが、今では従業員1,000人、クライアント数10万人規模になりました。
徐々に知識や力がついてくることで、どうすれば社会が変わっていくのか見えるようになってきました。
病院からの在宅シフトを促すための専門性の高い組織を作る事
生産性向上を図るためにテクノロジーに力を入れる事
自費事業で在宅を支えられる事業を作る事
これらのノウハウを日本中に拡げる事
そして、いずれは“介護のない世界”を作ることが私の目指す世界です。
いきなり、このような大きな事が考えられていたワケではありません。
もちろんスタッフ全員が同じレベルで考えているわけもありません。
しかし、それでも全然問題ないと思っています。
成長したい、もっと良くしたいと思っているのであれば、結局は同じことです。
まずは自分のための仕事から始まります。
自分のために仕事を選び、自分のために仕事をするかと思います。
仕事をしていると目の前の方々に、もっとやれることがあると気づき、そして実行し始めます。
そしてさらに、自分がもっと成長すれば、もっとやれることがあると気づくようになります。
それを何回も繰り返していると、自然と影響範囲は大きくなり、変えられる範囲が増えてきます。
自分のための仕事が、
目の前の方々のための仕事になり、
チームのための仕事になり、
会社のためになり、
そして社会のためになっていくという、
すべてがつながっているのです。
そのため、世界を変えようと思わなくても、
「不自由な世界を変える」という壮大なビジョンを描かなくても
全然問題ありません。
ただ純粋に目の前の方々をより良くしてくれれば。
そして、もっとより良くできるように成長してくれれば。
その延長線上で、ビジョンは達成され、世界は変わっていきます。
まずは、自分のやりたいを叶えましょう!
そして、目の前の方々の“やりたい”を叶えていきましょう!
代表取締役・渡邉仁のブログ
事業について、日々の想いなどを綴っています。