そんな思いで訪看から訪看へ。
土日の昼飲みがひそかな楽しみと
ほがらかに話す彼は、
仲間の存在に感謝しながら
今日も千住の町を走っている。
更新
専門学校卒業後、病院で4年働きまして、そこから知人の紹介で訪問看護にいきました。スタッフ4人の小さなステーションで、自分の裁量でいろいろな仕事ができました。ただ人数が少ない分、相談相手が限られ、閉鎖的になってしまうところがあったんですね。もっといろんな人と会話がしたい、いろんな考えにふれたい。そう思って、規模の大きい訪問看護ステーションに転職することにしたんです。
転職エージェントの方に「都内にある大きな訪看を紹介できる」と伺って、ベストリハのことを知りました。ホームページで社長メッセージや漫画の事業紹介を見たら、テクノロジーを活用しながら新しいことに挑戦していて。もともと東京に行くつもりはなかったんですけど、ここなら前向きにいろんなことができるんじゃないかと思い、入社を決めました。
あと、社名に“リハ”ってつくのも珍しいですよね。それも「あ、すごい面白そう」って思いました。笑
相談先がすごく増えて、情報共有を密にできるようになりました。スマホのアプリで相談すると、いろんなスタッフからアドバイスや情報をその場でもらえるんです。「今日はこういうことがありました」、『じゃあ次はこう対応していきましょう』といった感じで返事をくれて。こういったスピード感はベストリハ特有かもしれません。
それから、何かトラブルがあっても上司にすぐ確認・相談できるのがいいですね。
以前、コミュニケーションエラーというか、利用者さんとすれ違ってしまうことがありました。利用者さんのためと思ってなんでもかんでもやろうとしたんですが、かえって嚙み合わなくなってしまったんです。そんな抱え込む様子をみて、所長は「ここまでできればいいんじゃないかな」とフォローしてくれて。私が「こうしてみようと思います」と言った時は『それでいいと思うよ』と背中を押してくれました。
もちろん、全部が全部答えになるものじゃなくても、納得いくようおとしどころをつけられるみたいな。「(ひとまず)こうしていこう」という道筋を、誰かに相談しながら立てられるのが一番ありがたいです。
医療保険で介入する利用者さんは、神経難病だったり、重症な方が比較的多いですね。介護保険の場合は、要支援の方もいて、積極的に活動量を増やしていくといったケースも多いです。ただ最近は、介護保険のほうでも重度の方への介入が増えています。なので、リハビリをガンガンやる利用者さんから人工呼吸器をつけた方まで、対象は幅広いです。
訪問エリアとしては、事業所から3~5キロぐらいの範囲を行ったりします。千住という場所柄、地域に長く住まわれている方もたくさんいらっしゃいますし。地価があがってマンションがたくさん建った地域でもあるので、ご家族でお引越しされて、お父様が介護が必要になったという方も結構いらっしゃいますね。
平日5日間、日勤帯で働いています。土日と祝日はお休みです。ベストリハは、土日や祝日・夜間を中心に働かれている看護師さんもいらっしゃるんですね。例えば、オンコールに対応する夜勤専従のスタッフがいたり。私が入社した時はない制度だったんですが、いまはいろんな働き方ができるように体制が変わりました。
お酒が好きなので、休みの日はよく飲みに行ったりしてます。焼酎とか、ウィスキーとか、なじみの店で昼飲みもたまにしたり。
あと、これは業務後になりますが、みんなでご飯やお酒を持ちよって事務所で飲み会をすることもあります。ご家庭の事情などで外食できない方も、結構気軽に参加してくれるので、「この人こんな一面あるんだ」みたいなのがわかって楽しいですよ。
今年はすごく体調を崩したんです。ぎっくり腰やったり、ぜんそくやったり。体調が大きく変化してきたように感じます。それもあって、自分自身が現場で働きつつ、もっとまわりの人を巻きこみながら現場をまわせるようになりたいと思うようになりました。自分が核になって、まわりが層を厚くしてくれる。自分じゃなくてもまわりの人が動いてくれる。そんな働き方もできるようになりたいと思うようになったんです。そういう意味でケアマネジャーもやってみたいなとか。いろいろな人との間を取り持つのも好きなので、ひとつ選択肢としてありだなと。
「まわりの人の支えがあって今仕事を続けていられる」、この会社にきてすごく思います。一人じゃなくみんなで解決していく。困った時には誰かがいてくれる。体調を崩して申し訳ないと思いつつ誰かが協力してくれる。それがすごくありがたくて、環境にすごく感謝しています。みんなが協力できる会社だと思うので、ぜひとも。