日々せわしく業務をこなしながらも彼女は笑顔でこう話す。「ここに来る日が利用者さんの楽しみのひとつになれば」と。
利用者さんを楽しませる、私も楽しむ、そういう介護ができるようになった
日々せわしく業務をこなしながらも彼女は笑顔でこう話す。「ここに来る日が利用者さんの楽しみのひとつになれば」と。
更新
私が働いていた特養には、デイサービスが併設されていました。そこに通われる利用者さんたちの様子を見ていて、皆さんいきいきされて楽しそうだなと思ったんです。
特養のケアは、日々の食事や排せつの介助といったような、“暮らしのサポート”が中心です。お一人おひとりの日常生活に寄りそうことができ、それはそれでやりがいを感じていました。一方で、デイサービスのケアは、日々の“楽しみ”や“活動”を提供することが中心です。毎日レクリエーションをやったり、イベントをやったり。そういうところが自分の仕事とギャップがあって、私には魅力的に映ったんです。ちょうど、上京するタイミングでもあったので、新しいことに挑戦するチャンスと思い、デイサービスを選びました。
思っているよりも1日がハードでした。利用者さんがいらっしゃってから帰宅されるまで、なかなか落ち着く時間がないんだなというのが、率直な印象です。
集団で何か活動することもあれば、お出かけしたり、個別におしゃべりしたり。いま何をしたら利用者さんたちが楽しい時間を過ごせるのか。「ひらすら楽しいサービスを提供する」、そういうスタイルに自分の介護が変わったなと感じています。ここに来る日が利用者さんの楽しみのひとつになればいい、とにかく楽しんでもらえるよう支援している感じです。
「ベストリハ」という会社があることは、転職エージェントの方に教えてもらいました。会社のことを調べるのに、TikTokやインスタグラムをよく見ていました。当時は山本本部長(現取締役)が店舗を訪問してお風呂掃除の様子を撮ったり、介護福祉士を受験するスタッフを紹介したりしていて。すごい会社だなという印象を受けました。「いいな」って。あと、スタッフの若さにもすごく惹かれましたね。
とにかく楽しそうという印象が強かったので、自分もこのなかで働いてみたいと思い、入社を決めました。
ベストリハは、年間休日が120日前後あるので、介護業界では比較的休みが多いのかなと思います。正直に言うと、ベストリハに決めた理由のひとつが日曜休みと、年間休日の多さです。笑
私の場合は、長期ではなく小刻みに休みをとっています。先月も北海道に行けましたし、しっかり予定を組んで連休や有給がとれますね。いま4か月くらい連続で3連休をもらえているので、休みの面ではすごく待遇がいいのではないでしょうか。
デイサービス部門では、一般から主任・所長・エリアマネージャーという順番でキャリアパスがあります。なので、次に目指すとしたら所長になるのですが、私はベストリハのナーシングホームに興味があって。いますぐというわけではありませんが、新しい分野を経験して、介護職としてさらにスキルアップしたいです。
ベストリハには、「社内フリーエージェント制度」があるんですね。働きたい部署や店舗に異動できるというもので、こういう制度も使いながら、キャリアを積み上げていければいいなと思っています。