私は面接時に、病院と在宅には大きな違いが2点あるという話をします。
1つは、病院は誰かが近くに居る環境が当たり前で、在宅は私たちが居ない環境が当たり前という点です。
だから、在宅では私たちに依存させるのではなく私たちが居なくても生活が出来るように、予防と指導を中心に行う必要があります。
ナースコールのように何かあったら行くのではなく、何かが起こらないように予防するのと、何かあっても自分たちで対処出来るように指導を行う必要があります。
もう1つは、多職種連携を病院内で行うのか、地域で行うのか、という点です。
病院では多職種が病院内にいるため、〇〇科の〇〇さんみたいに、なんとなく知った仲の場合が多いと思いますが、在宅では他職種が他法人のため、顔の見える関係にはありません。
そのため、地域コミュニケーションを積極的に行い、顔の見える環境作りが重要です。
顔の見える多職種連携を行い、利用者様をより良くしていきます。
訪問での成果を共有し、私たちの存在意義を感じてもらうからこそ、信頼関係が出来、相談を投げてくれるのです。
顔の見える関係がないところには、相談すらしてくれません。
まずは人と人とのつながりが重要になってきます。
そして良くある質問が
1、在宅に行く前に何を勉強したらいいですか?
2、どんな疾患の方が多いですか?
私は下記のような返答をしています。
1、
技術や知識などは簡単には身につかないので、病院、在宅関係なく地道に勉強し続けるしかありません。
地域コミュニケーションが重要になってくるので、介護保険制度や時事ネタを勉強することでコミュニケーションの幅が拡がるので薦めています。
2、
一般的な疾患の方が多いですが、在宅では病院と違って主病名で依頼があるわけではなく、ニーズ(こんな問題をどうにかしてほしい)で依頼があります。そのため、決まった治療を行うのではなく、その方に合わせた治療を行うことが求められます。
在宅は人とのつながりを大事にする場所です。
病院とは違い、個人が評価される場所です。
ベストリハでも、スタッフが地域に根付いて顔の見える関係作りをして、一生懸命行ってくれているからこそ、ベストリハの評価があがります。
まずは個人が評価されるからこそ、会社が評価されるということになります。
責任は重いですが、やりがいのある仕事だと思います。
ぜひ興味ある方は、飛び込んで頂ければと思います。
優しい先輩方が、優しく指導してくれるはずです。