昨日、今日と「通所系リハビリテーション研修会」~ 次世代通所系リハビリサービスの確立に向けて ~というセミナーに参加してきました。
今後の法改正、通所の方向性、セラピストの方向性を知るために大変参考になるセミナーでした。
140名超満員でした。
やはり皆さん興味ある内容で、今後に危機感を感じているということですね。
講師 の方々です。
逢坂 悟郎氏(厚生労働省老健局):平成27 年介護保険制度改定の方向性
中島 美鈴氏(三軒茶屋リハビリテーションクリニック):参加へのつなぎ方
岡野 英樹氏(医療法人真正会):通所リハの立場から
村山 雅純氏(こじゃリハのいち):リハビリ型デイサービスの立場から
森岡 周氏(畿央大学):脳科学の立場から
竹下 豊氏(にき咲くクラブ):脳卒中当事者の立場から
阿部 勉氏(リハビリ推進センター株式会社):健康支援とリスク管理
森山 雅志氏(小倉リハビリテーション病院):地域支援について
テーマとしては「地域包括ケアシステム」ということでしょうか。
セラピストがやっているリハビリはICFでいうと心身機能に重点を置きすぎているとのことでした。
私もサラリーマンで病院でのリハビリや訪問リハビリをやっていた時に強く感じていました。
そのため、ベストリハでは活動や参加に焦点を当てたサービスを行っております。
しかし、社会参加に向けた活動まではベストリハでも行えていなかった。
セミナーで参加することで改めて気づかされました。
社会参加に向けた活動を行うには、より踏み込んだサービスが必要です。
今後、社会参加に向けた活動がより重要になってくるとのことでしょう。
また、「地域包括ケア」ということで、地域で連携した活動がより重要になってきます。
その仕組みを早く作らないと、今後の法改正には対応できないと強く感じました。
そのためには、情報を集め、勉強していかないといけません。
そして、社員全員と「ICF」「地域包括ケア(自助、互助、共助、公助)」の考え方を共有し、実行していかないといけません。
丁度、先日に行った社員総会で「地域包括ケア」の話をしたのですが、社員はポカーンとしていました(笑)
やっぱりこの方向性だと確信が持てましたので、しっかりと取り組んでいこうと思います。