ヨーロッパ視察

社長ブログ

先週一週間、ドイツとフィンランドに視察に行ってきました。

ドイツは日本の介護保険制度のもとになった国。

現状を知るために2つの施設を見てきました。





2つともすごくお洒落で住みたくなるような施設でした。
ドイツは衣食住で、住を圧倒的に重要視する文化があるようです。
そのため、家具や装飾、絵画など細部までこだわっていました。
また親と同居するという文化が少ないため、施設に入るのはスタンダードのようです。
施設サ-ビスは発展していますが、在宅サービスはあまり普及はしていない様子でした。
しかし、ドイツも少子高齢化が進んできているため在宅サービスにもシフトしていくと言われていました。
どこも悩みは一緒でスタッフ不足に悩む中、少しでも長く住み慣れた場所で生活することを叶えるためには、在宅サービスの充実が必須です。

ベストリハでは専門在宅総合サービスを目指しているので方向性は合っていると再認識しました。

また、フィンランドではネウボラという制度を視察させて頂きました。



ネウボラを直訳すると「相談やアドバイスの場」という意味だそうですが、妊娠から出産、子どもが就学するまでを自治体が切れ目なくサポートしてくれるしくみのことを言います。フィンランドでは、妊娠するとまず、ネウボラの施設で無料の健診が受けられます。出産までの健診では、妊娠の経過だけにとどまらず、出産や育児に関すること、家族のこと、その時点での不安なことなどを30分から1時間ほどかけてじっくりと相談やお話をすることができます。その際必要に応じて、助産師・保健師などとの面会、医療機関への橋渡しも行ってくれるという心強いしくみです。妊娠から出産、その後の子どもの就学までを基本的には同じ担当者である通称“ネウボラおばさん”が、母親のみならず、子ども、父親、きょうだいなど家族すべての心身をサポートしてくれるので、信頼関係も結ばれ、安心して出産、その後の子育てに臨めるということです。

日本でもフォロー体制はありますが一貫して行っていることにメリットを感じました。

ヨーロッパの街並みがきれいだったことも感動的でした。



経営者はクリエイティブであれ!

色々な刺激を受けたヨーロッパ視察でした。