今期末の雑感

社長ブログ

月初に新人研修を行い気付けば一週間経ってました。
1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。
本当に早いですね。
ベストリハでは1月が決算月です。
1月も終わり、大体の数字は見えてきました。
創業から続いている増収増益は変わらずです。
今期は168%成長でした。(前期185%)
2015年4月に法改正があり業界に激震が走りました。
倒産数も上がってきているようです。
そんな中でも、増収増益に着地出来たのはスタッフの皆さんの頑張りがあったことは間違いありません。
感謝し、しっかりと還元していきます。
もちろん、法改正に影響を受けにくい業態で運営していたこと、法改正への対応がしっかり出来たことも要因だったと思います。
周りの状況を見てみると、法改正の影響は受けたものの、対応がしっかりと出来ており、思ってたよりも影響は少なかった企業が多いようにも思います。
4月の法改正が出たときは、業界に悲壮感が漂ってましたからね。
それを考えると財務省はもう少し下げれると考えていることでしょう。
そのため2018年の法改正はまた激震が走ることになりそうです。
現在は徐々に要支援の方々が総合事業に移行しており、市町村によって方針が出ています。
介護保険と変わらない報酬の市町村が多いですが、中には報酬が半分になっている市町村もあるようです。
慣れてくれば総合事業も、今後さらに下げることも予想されます。
2018年には要介護1、2の方も総合事業に移行される噂もあります。
そうなれば益々複雑化し、なおかつ経営しにくくなるのは目に見えています。
だからこそ、大手のM&A話がメディアを賑わすのでしょう。
大手というのは、介護業界の大手と考えるよりも一般企業の大手のことです。
大手は他の市場で収益体制を築いています。
しかし、少子高齢化で市場は小さくなることが予想できます。
インバウンドで活性化はしていますが、市場のパイを拡げにくくなっているのは事実です。
そこで介護事業を収益の柱として考えるのではなく、パイの拡大と考え、介護会社をM&Aし、本業の拡大を考えていることでしょう。
そこが大手の強みですね。
介護保険だけで事業をやっているのは、今後リスクになることも考えられます。
その時期を見極めて、介護保険外のことも考える必要があります。
しかし、まだまだ介護事業にもチャンスがあるのは事実です。
今期もしっかりと経営をしていければと思います。