日経新聞を読んでいたら面白い記事が。
杉並区、高齢者にとって良い区ですね~。
東京都内で平均寿命が最も高いのは男女ともに杉並区――。厚生労働省がこのほど発表した区市町村別の平均寿命(2010年時点)で明らかになった。区は「明確な理由は分からない」としているが、便利で暮らしやすい住宅街が広がり、介護予防を重視した行政サービスが充実している点や、健康に関心の高いシニアが多いことが背景にありそうだ。
5日の昼下がり。猛暑で外出を控えたくなりそうな中でも、JR西荻窪駅に近い杉並区の高齢者施設「ゆうゆう西荻北館」は折り紙や囲碁、マージャンなどを楽しむ高齢者らでにぎわう。ゆうゆう館は区が06年に「敬老会館」から名称を変え民間に運営を委託した。区内に約30カ所ある。05年度に延べ約27万人だった利用者が、最近は年間延べ40万人を超えるようになった。
区は高齢者の社会参加や介護予防につなげるため、手足や脳を使うサークル活動に参加したり、地域のボランティア活動に参加したりした高齢者にポイントを与えている。商店街などで使える商品券と交換できる仕組みも人気を呼ぶ一因となっている。